アトピー・アレルギー発疹の症状の推移

アトピーやアレルギーの硬くて盛り上がった赤い湿疹は、よい経過を送ると盛り上がりが減ってきて柔らかく変化します。赤みもなくなって引いてきます。

ただし、実は周りに広がっていくのです。ここで不安になってはいけません。これは治るまでの正常な症状の変化です。

その後はさらに広がって、赤みが減って、特に真ん中が白くなります。広がりが止まれば、あとは赤みが引いて治っていくのを待つだけです。

発疹の広がりが止まるということは、マラソンでいう折り返し地点に来たことを意味し、大変良い兆候です。

例えば十円玉みたいな赤い湿疹が2センチくらいの距離を置いて3つ並んでいるとしましょう。症状が良くなっていくと、赤みが減って広がっていくので、3つがつながって全部でひとつの湿疹になってきます。

一見面積だけ見ると、いかにも悪化しているように見えるのですが、実はこれが治ってきたサインなんです。見分けるポイントとしては、湿疹の面積が広がったとしても赤みが減っていることと、柔らかくなっている・・この2つのポイントを確認しましょう。

この2点を満たしていれば、間違いなくアトピーの症状は良くなってきています。

 

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