アトピー性皮膚炎ステロイドを止めた後のリバウンド治療

アトピー性皮膚炎の治療で、ステロイドを止めた後のリバウンドの治療を開始すると、湿疹はその形を変化させていきます。

その湿疹の範囲が逆に広がってしまうこともわりとよくあります。ただし、広がる状況についても悪いケースと良いケースとがありますので、まずは冷静にこの点を見極めましょう。

悪いケースの場合は、アトピー性皮膚炎の赤みがまったく消えないままで周囲に広がってきます。あるいは、さらに赤みがひどくなりながら、広がってしまうケースです。これは間違いなく悪化のケースです。

その要因で、第一に疑われる原因は塗り薬による「かぶれ」です。非ステロイド系の塗り薬は、ワセリンでさえもかぶれるケースことがあります。

かぶれが始まってしまうと、塗れば塗っただけ悪化してしまいます。塗り薬が自分の肌に合わなければ、その薬は使用を止めてください。そうすると治っていきます。

そして、次に考えられるのがステロイドを止めた後のリバウンドの悪化になります。アトピー性皮膚炎での、その原因は交感神経の緊張ですから、まず、直近のご自分のの生活習慣を確認してください。

とても忙しくて疲労がたまっている場合なら、何はともあれ休息をとることです。精神的なものに限らず、肉体的なストレスも交感神経を刺激してアトピー性皮膚炎が悪化してしまうからです。

また、お天気が晴れた日が続いたときに悪化したようなケースでは、高気圧が誘発した交感神経の緊張という、少し珍しいですがそのようなケースもあります。反対に、寒さも交感神経を緊張させますし、リンパ球の機能低下につながります。また、暑い日が続いても同じようにアトピー性皮膚炎の悪化が起こります。

そういったケースでは、ツボを温める療法の時間を長くしたり、回数を多くしたり、より強い消炎作用のある漢方薬も使ってみる必要があります。

 

>> アトピー性皮膚炎の治し方を詳しく知りたい方はこちら!