原因除去ではなく薬が中心のアトピー治療はいけません

原因除去ではなく薬が中心のアトピー治療はいけませんね。一般的には、病院のアレルギー科でも検査を実施して結果が出るまでは、ステロイド外用剤や痒み止めの飲み薬が処方されるわけです。

そしてその1~2週間後に検査結果が出たとしても、そのデータの判定によって医師から食事やダニについての注意を受けるわけですが、薬が中心になってしまっているのがアトピー治療の現状なのです。

アトピー性皮膚炎にいたった原因もあいまいなまま薬を処方され、医師から言われたままにに薬を塗ってはいるけれど、塗る範囲や湿疹が段々広くなっている・・塗っている薬の効き目が悪くなった気がする・・いつまでもIgEの値が低くならないし、逆に高くなっている・・本当にこのまま続けて治るのだろうか・・と不安に思っている人は多いです。

そして、アトピー性皮膚炎は大人になったら治る病気ではありません。アトピー性皮膚炎は昭和30年代ごろまでは、大人になるにつれて自然に治ると言われる病気だったようです。

しかし現状を分析してみると、自然にアトピーが治癒する割合は下がる一方となっているのです。昭和60年のある大学の報告によると、2歳以上のアトピー患者は5年後も治癒しないままで、6歳以上の患者では5年後もほぼ100%がアトピーが治っていない状態だったそうです。

アトピー性皮膚炎は、単に大人になれば治るという病気ではないので、楽観的になったり誤解してはいけないのです。将来のためにしっかり取り組むべき病気です。

 

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